9月25日、明峰中学校の3年生による総合的な学習の時間「Act Glocal(地域から世界へ行動する)」の発表会に講師として参加してきました。
今年度は3年生106名が「2050年、消滅可能性都市」という諫早市が直面する課題に向き合い、それぞれの視点から地域の未来について探究を進めてきました。
生徒たちは5つのグループに分かれ、次のようなユニークなテーマで調査・企画・提案を行っていました。
- 諫早の特産品 × SDGs ― 諫早らしい駅弁作りで地域を盛り上げよう
- 郷土の味を活かした新メニュー開発
- 生徒主体の平和・人権学習 ― 思いやりあふれる諫早を目指して
- 本を通じて人と人をつなぎ、新たな地域の魅力を創造しよう
- 諫早オリジナルのカードゲームで地域の魅力を発信しよう
どのグループの発表も、自分たちのまちをより良くしたいという想いが詰まっており、地域の魅力を深く見つめ直すきっかけとなるものでした。
昨年度の取り組みをふまえ、今年はより**「実現可能性」や「持続可能性」**を意識した内容になっているのも印象的でした。
また、発表する生徒たちの姿からは、ふるさとを大切に思う気持ちと、自らの言葉で社会に伝えていこうとする強い発信力が感じられました。
この日の発表は保護者向けに行われましたが、10月10日には県内の先生方の前でも成果を発表する予定だそうです。中学生の皆さんがこれからどのように地域に関わっていくのか、今後がとても楽しみです。
未来の諫早を担う生徒たちの姿に、大きな希望と力強さを感じた一日でした。





🥋 山田道場からのコメント
空手の稽古でも、技を磨くだけでなく「考える力」「伝える力」「仲間と協力する力」を大切にしています。今回の明峰中学校3年生の皆さんの発表には、そのすべてが詰まっており、地域の未来を本気で考える姿に大きな感動と刺激を受けました。
私たち山田道場も、空手という武道を通して「人づくり・地域づくり」に貢献していきたいと考えています。これからも若い世代の挑戦を応援し、ともに諫早や長崎の未来を育んでいきたいと思います。